経済成長への人的資源の貢献を計測する新手法

勢いがついて調べ始めると、次々と新しいことに気が付くものですね。このwebsiteを立ち上げて間もないのですが、Natureの記事に、新たな手法により経済成長への人的資源の貢献を計測したものがありました。

NatureのVol592に掲載されたものでタイトルは「Measuring human capital using global learning data」で、 2021年4月の公表です。共同著者(Noam Angrist et al)は、世界銀行、オックスフォード大学、ロンドン・スクールオブエコノミクス、イエール大学、ハーバード大学などに所属の研究者です。教育年数ではなく学習成果(テストスコア)を用いて人的資本による経済成長への貢献を計測する手法について、新たに提案するものです。

この新たな提案を可能としたのは、世界銀行やOECDを始めとした国際的な機関のデータや地域ごとのデータの統合的な活用です。また、世界銀行やOECDが、国際的な共同研究の受け皿としての役割を重視してきたためと思われます。

リンクが認められていますので、以下に貼り付けます。

https://rdcu.be/cHQpc

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